撰時抄 創価学会御書講義

撰時抄(せんじしょう)
御書全集 二八七頁十四行目〜二八八頁七行目
2005年10月御書講義原稿

今回の御書学習会の内容の要点を述べています(平成十七年十月三十一日)。

【三度の高名(さんどのこうみょう)】
本抄における「三度の高名」とは、三度にわたり、国主を諌める中でなされた予言が的中したことを言います。正法を正しく用いなければ、自界叛逆難(内乱)と他国侵逼難(外敵の侵入)の二難が必ず起こるとし、北条時輔の乱(内乱)及び蒙古の侵略(外敵の侵入)が現実のものとなりました。高名とは武士の社会のことばで手柄という意味になります。
【勝利宣言】
『王地に生まれたれば身をば随えられたてまつるやうなりとも心をば随えられたてまつるべからず』
命に及ぶ数々の難を乗り越え予言を的中させた上でのおことばであり、大聖人の一大勝利宣言に他なりません。このおことばは、ユネスコ(国連教育科学文化機関)編纂の『語録 人間の権利』にも収められている有名な御文です。
【破折精神】
外敵(蒙古)の侵入に打つ手もなく真言の祈祷に頼る幕府に対し、真言宗を用いるならば「いよいよ急いでこの国が滅びるであろう」と強く破折されています。日蓮大聖人における諌暁と予言の根底にはこの「破折精神」があることを知らなければなりません。
【予 言】
日蓮大聖人のご予言は、他宗等の占いや予言とは一線を画しています。
大聖人のご予言は、民衆を救わずにはいられないという深い慈悲に基づく智慧の発露に他なりません。仏界の力が最大に発揮された時、仏は三世を知る力用を発揮することが出きるのです。凡夫の身でありながら仏界の力に生ききることで発揮される、未来への深い洞察。それが大聖人のご予言なのです。
【仏になる道】
広宣流布の戦い・弘教折伏は妙法を根底にした「勇気ある対話から」始まります。勇気ある対話は相手の無明(生命の根本的な迷い)を打ち破ると共に、自らの無明を打ち破ります。無明を打ち破る「戦う題目」を根本に、一人から一人へと、法を伝える実践を積み重ねていく。これによって初めて、崩れることのない平和社会が実現していくのです。そして、この実践以外には仏になる道はなく、大聖人は『仏になる道は此れよりほかに又もとむる事なかれ』と仰せになっています。

以上。
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